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2010年6月から上海に住んでいます。 適当にいろいろアップロードしていく予定です。
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さて、出発まで時間があるので
候車室(待合室のこと)にて列車を待ちます。

DSC_6501_blog.JPG
ほら、こんなに暗い。

064cfa37.jpeg
品揃えが悪いうえに、売店も暗いですよ~
 
 
…ところで上海南駅は持ち物検査、切符の確認、待合室からホームへの扉、
と3箇所もゲートがあります。
日本の感覚からしたら信じられないけど、こうじゃないと
客をコントロールできないということなんでしょう。
まあ、昔蘇州で駅入り口、持ち物検査、ホーム入り口の3箇所で
切符の検査をしたので、それよりはずっとましですけど。


DSC_6504_blog.JPG
出発まで40分もあるがな。


大体発車30分前にホームへの扉が開きます。
で、開いたら開いたで、指定席にもかかわらず、
みんな一目散に車両に向かいます。
 
自分と言えば、列車の先頭に行って機関車を確認していましたが・・・・
 
DSC_6510_blog.JPG
牽引は武(武漢?武昌?)局のSS9G、ちょっと前の最新鋭特快用花形機関車。
そして自分の乗るZ27次列車のサボ。

DSC_6518_blog.JPG
動車組(新幹線)が導入されるまで、中国鉄道のエースだった直達特快ですが、
今ではすっかり色が落ちて、こんなにボロく。
(去年乗った、北京⇔上海のZ21次列車はもっときれいでした)

隣には浙江省寧波東から吉林まで、2800キロ弱を3日間かけて行くK76/K77快速が到着した。

DSC_6516_blog.JPG
上海南では進行方向が変わるため、到着後機関車が付け替えられます。
2両目以降に荷物車と郵便車があるのでその積み込みも始まってました。 


発車10分前になったので車内に移動しましたが、混んでいてちっとも
前に進まない。

DSC_6519_blog.JPG
通路にあふれる人を掻き分け、自分の寝台に行って5分後、
列車はほとんど振動も無く上海南駅を出発しました。
(ここは中国国鉄の褒めてもいい場所!)
車両もボロイとはいえ、特快用ですしね!
 
 
さて、乗った車両は硬臥という3段寝台。
日本の寝台列車でも今でも一部に残るB寝台3段と同じ。

DSC_6520_blog.JPG
標準軌で車体が大きいから上段でも楽かと思ったら
甘かったというか狭いというか、膝を立てたら終わりなんですが?
素直に軟臥(B寝台2段と言うかカルテットみたいな)にすればよかったと後悔w
いや、硬臥でも下段ならマシだったかw
 
さらに…
暖房が入っていなくて、送風!だけとか。
とか
朝見たら、他の車両も含め、室温10度だった。
とか
私の寝台直下の人がお風呂に入っていないので臭い
とか
トイレのフラッシュが壊れてため池と化してた。
とか
 
これはもう、溢れなかったのが不思議なぐらい。
怖いので隣の車両で用を足していましたとさ。
 
 
中国国鉄はお役人様ですから、下々のものには試練をおあたえくださるというわけ!
 
 
ということで布団かぶって、現実逃避。
zzzzzzz

 
到着30分前に起きたので、通路の折りたたみ椅子でまったり。
いつの間にやら外は雪景色でした。
朝食に饅頭やら粥やら売子も来ましたが、
10元もして高いので無視。
 
 
武昌には15分遅れの7時40分に到着。
 
先頭で写真を撮っていたら、隣に杭州発Z47次も到着。
満足したし、寒い&腹が減ったので駅を出ました。
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